24 / 27

第24話 浅ましい身体。

 胸に刺激を感じて、私はあられもない声を上げそうになっている。  これでは『セドリックとのこんな行為に期待していた』と、言っているようなものだと自分でも思った。  それに辞めるようにと言葉にしていても、結局のところ態度では示してないのだから、もしかしたらそうなのかもしれないと思えてくるのだ。  浅ましい自分自身に罪悪感を感じはじめていた。  それでも私は、納得することは出来なかった。 「俺とのセックスは二回目ですね、アル。今日は気持ちよくしてあげます」  セドの手が上半身から下半身に滑るように移動し始め、ゾクゾクと身体に快感を感じていると、露出させたペニスに触れられる。 「あぁっ……ん」 「もうこんなに硬くしてる」  彼の手が私のペニスを上下にしごき始めた。  私の身体はどんどん熱くなっているのがわかると、心は罪悪感でいっぱいになった。  神を愛する聖職者である私が、こんな淫らな行為で快楽に身を委ねている事実が許せなかった。  そしてセドの手がペニスの下にある尻穴すら弄んできた。 「ん、あぁ……んっ」  更に快感を感じ始めた私の身体に嫌気を感じた。 「そんなに気持ちいいですか、アルフレッド。……ミカとの行為で、ここへの快感を覚えたあなたが憎い」  ミカエルと同様に、あなたもとても意地が悪いのですね。  けれど、反応してしまう私が一番悪い。  セドの手を見ると、包帯が私の体液で濡れているのがわかった。  私はそのセドの手に片手を添えて抜いてくれるように身をよじると、彼は儚げに微笑んだ。 「はじめてしたとき、とても痛かったでしょう。わざと痛くしたんです。……離れている間も、ずっと俺を忘れられなくするために、そうした。」  私は絶頂を迎えたかった。  それほどまでに身体は快楽に支配されていた。 「みっ、……みないで」  こんな汚い私を見てほしくない、そう思いながら私はセドに懇願したけれど、彼を煽る材料にしかならなかったようで、綺麗な表情で微笑んでいた。 「怖かったら見なくていいです。俺を見張らないと何をされるか分からなくて、快感が増すと思うよ」  そう言われたら彼を見張るしかなくなった私はセドから離れようと藻掻きはじめた。 「イきそう?」  すると彼は私のペニスを口内に含み、その生暖かい感触が更に快感を感じ私は呆気なく果てた。 「ああぁっ」 私の性液を一滴たりとも零さずに飲みのんだセドは、そのまま美味しいものを舐めるようにペニスを音を立て舐めていた。

ともだちにシェアしよう!