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0か100
【加藤サイド】
佐藤「って本人が言うので一晩処置室にいました」
加藤「分かった。ありがとう」
朝目覚めてからも処置室にいたいとグズっていたようだけど、日中処置室は使う可能性があるし、集中治療室に入れるくらいの状態変化ではない。
頻回に声をかけると約束をしてなんとか自室に戻って行ったらしい。
竹内「しおんの処置全部キャンセルにしました」
加藤「はーい」
夜中の嘔吐からすっかりいつもの元気がなくなってしまったな
しおんはおそらく落差が大きいタイプ。0か100なのだろう
竹内「処置予約念の為明日入れますか?結構埋まり始めてますよ」
加藤「明日も処置は入れない。まぁ来週かな?」
まず最優先はホルモン治療を離脱させずに1クールやることが大事
またそのうち100の状態に戻るはずだから、その時に処置を組み直せばいいや
0の状態のしおんの診察行きますか
加藤「竹内先生診察行くよ」
竹内「はい」
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ズーン ズーン
みんな美味しそうに朝食食べてたな……いいな…お腹は空くのに気持ち悪くて受け付けない……
トイレも行きたいけどだるくて歩きたくない…寝返りもしたくない
なんなのこれ……
サッ!!!
加藤「おはよう」
具合い悪すぎて加藤先生の顔の濃さだけでも胸やけしそう
しおん「…………」
加藤「あいさつも出来ないくらい具合い悪くなっちゃったの?」
しおん「……なっちゃった。」
目線に合わせるようにしゃがんで話をしていた加藤先生だが、足が長いせいかしゃがんでいる体勢が辛くなって来たのかイスを引き寄せてベッドサイドに腰をおろし始めた
加藤「吐くって経験初めて?」
しおん「……はじめて。風邪引かないもん」
体調悪いって経験が今までにないのか……ホルモン治療苦戦しそうだな
加藤「来週には身体楽になるはずだから、身体休めながらまずはホルモン治療頑張ろうね」
しおん「がんばれないぃ……グズグズ」
加藤「頑張れないとまたみんなと遊べないよ?」
しおん「…なんでぇ…かとう…せんせ…イジワル言うのぉぉ…泣グズグズ」
ダメだこれは。
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しおん「グズグズ…グズグズ…」
1人にして置いておけないため、スタッフステーションに連れて来てしまった。
これは長くなる。
佐々木「グズってるの?」
加藤「グズってる」
佐々木「先生治療入れる?」
加藤「ね、行かなきゃ」
佐々木「俺代わりに入ろうか?加藤先生病棟当番なっちゃうけど、伊織先生もいるからフォローで大丈夫だし」
加藤「そうさせてもらおうかな」
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