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持病
【スタッフステーション】
加藤「たっくん、午後空いてる先生いる?」
佐々木「午後?伊織先生空くよ」
加藤「しおんの感度チェック入れたいんだよね。」
佐々木「しおん?伊織先生に伝えておくね」
加藤「よろしくー」
佐々木「加藤先生お昼行く?」
加藤「行こうかな」
佐々木先生と加藤先生が仲良くランチへ出かけて行くのとすれ違うように、竹内先生がたくさんの治療日誌を抱えてスタッフステーションへやってきた
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【竹内サイド】
治療日誌チェックの当番だった事すっかり忘れてたーー
治療日誌チェック結構大変なんだよな
記入もれに、漢字間違いの訂正。メンタル心配な子のフォローと……
終わる気がしない
………でもやりますか!!やらなきゃ終わらない!!
トップバッターは……しおーん……
なんで全部カタカナなんだ。。。
そしてなんで一部分だけひらがななんだ。
せめて統一してくれ。
しおん「竹内せんせっ!!」
竹内「うわぁ!びっくりしたー」
背後から大きな声で呼ばれビクッとしてしまった
お昼時間というのに何しに来たんだ笑
しおん「俺いい事思いついちゃったー」
竹内「いい事?」
しおん「うん」
目をキラキラさせて、隣に座るとまっすぐな瞳で話始めた
しおん「6号室でさー」
6号室で?
しおん「ハムスター飼う!!」
竹内「………だめです。」
しおん「大丈夫だよっ!俺飼ってるもん!!ハムカツサンドって言うの!見る?」
竹内「……じゃあせっかくなので」
誇らしげにスマホを見せるしおん
たしかにそこにはハムスターが2匹
なるほど……ハムカツとサンドの2匹なのか
竹内「どっちがハムカツ?」
しおん「待ってねーー……んー……」
飼い主見分けつかず。
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しおんの襲来から程なくして、フラフラっと少し離れた席に人影を感じ、チラッと横目で確認をした
竹内「あれ?お疲れ様」
友輔「お疲れ様です……」
竹内「……大丈夫?顔色悪いよ?」
友輔「なんか…ちょっと……」
頭を抱え俯く友輔君に近づいて覗き込んだ
竹内「体調悪い?」
友輔「……熱が出そうな感じ……」
力無く答える友輔君の首元に触れるとたしかに体熱感があった
竹内「処置室行こう」
友輔「…大丈夫です……」
竹内「いや、横になった方がいい!」
友輔君を支えながら処置室へ
プルプルと悪寒し始めていたため、先を急いだ
処置室にあったありったけの毛布を掛けた
この感じからして、風邪とかの体調変化じゃないよな……
持病の方だとしたら、森田先生に相談したいけど、当直だからまだいないし、となると佐々木先生に相談がいいのかな?
佐々木先生さっき加藤先生と仲良くお昼行っちゃったけど、そろそろ戻って来る時間だよな……
一報入れておくか……
友輔君を処置台に寝かせ体温計を挟みながら佐々木先生に電話をかけた
♪〜♪〜♪〜
佐々木『はい、佐々木です』
竹内『佐々木先生休憩中にすみません』
佐々木『いいよ、どうしたー?』
竹内『友輔君体調悪そうで、悪寒もし始めたので処置室寝かせたんですけど、どうしましょう?』
佐々木『本当……今エレベーター乗るから、すぐ行くね』
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【佐々木サイド】
加藤「どうしたの?」
佐々木「友輔体調悪いって、竹内先生から連絡来た」
加藤「また尿閉?」
佐々木「どうだろう?診察してみないと分からないね。」
エレベーターが着き、急いで処置室へ向かった
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