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助っ人
今日から3日間加藤先生、竹内先生が出張でいない。
加藤先生がいないのはまぁ喜ばしいことだが、みんなのオアシス竹内先生がいないのは非常に困る。
当然ながら竹内先生がいないという事実に病棟中がざわついている。
加藤先生、竹内先生がいないからと言って治療がなくなるわけではないし、みんな気になってるのは割り振りだ
主担当は森田先生だけど、治療担当とは言ってなかったからワンチャン佐々木先生もありえると思ってる
というか佐々木先生がいい!!!
ルイ「俺佐々木先生がいいなー」
ショウ「僕は伊織先生か佐々木先生!」
当然みんなの狙いも佐々木先生だ。
しおん「んーー……」
そして俺は今牛乳と戦っている。
朝食の牛乳は絶対に飲まなくてはいけないルールだ。
でも俺はあんまり好きではない。
どうしたものか……
「おはよう」
「おはようございます??」
ん?
誰だ?
「おはようございます」
6号室「おはよう…ございます……」
朝食のチェックに知らない先生が回って来た。みんなも知らないみたいで不思議そうな顔をしている
「あと牛乳だけだな」
しおん「……はぃ…」
1人1人のベッドを回り朝食の量をチェックしているらしい。
ってことはこの知らない先生に残していいかを許可してもらわないと俺は朝食をクリアできないってことか!?
やばい行っちゃう!!
しおん「先生!!」
「なんだ?」
しおん「牛乳残してもいいですか?……」
「ダメだ。牛乳は必ず飲むルールだろ」
牛乳ルールも知ってるのか
しおん「……俺ミルメークないと飲めないよ!今日ミルメークなかったから飲めない!!」
「………何味だ」
しおん「え?………コーヒー味。俺ミルメークのコーヒー飲めるんだぁ!」
パカっ
え!!
ポケットから小さな小さなアタッシュケースを取り出し、中には色々な味のミルメークが入っていた
しおん「すげ!!」
「好きなの取っていいぞ」
しおん「おぉ!!」
すげーこの人!何者なんだ!!?
律「あれ!?市村先生なにしてんの?」
ふらりと現れたかっこいいお兄さんはこの先生を知っているらしい
市村「朝食のチェック」
律「そうじゃなくて、なんでいるの!」
市村「加藤先生、竹内先生が不在だからピンチヒッター」
律「なるほど」
しおん「なるほど」
市村「それより、律まだ入院してるのか?いい加減ここを卒業しろ」
律「するする。今週帰ります」
市村「それ許可取ったのか?」
律「取ってない」
市村「……無断離院と一緒だぞ」
律「はいはい」
そして市村先生とやらとかっこいいお兄さんが部屋から出て行った。
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【スタッフステーション】
佐々木「市村先生リリーフありがとう」
市村「よろしくお願いします」
佐々木「さっそく申し訳ないんだけど、森田先生とインフルエンザの予防接種担当してもらってもいい?」
市村「もちろんです」
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【インフルエンザ予防接種会場】
ルイ「どっち行く?」
左が森田先生、右が市村先生のブースに分かれているためみんなどっちに行くか悩み中で会場は混雑していた
「森田先生注射全然痛くない!!」
そう誰かが言うもんだから森田先生ブースに徐々に行列ができ始めていた。
「こっちの先生も痛くない!!」
両方痛くないとなるとあとは好みの問題だ。バランスよく列ができ始め、俺はミルメーク先生を選んだ
次だ……
パーテーションから前の人が出て来たため、入れ違いに中へ入った
市村「はい、次」
なかなか声渋いな……青木先生もムキムキだけどこの先生も負けていない
腕を消毒され、動かないように看護師さんに固定をされてしまった
市村「チックン」
渋い声でチックンはなかなかシュールだな
噂通り全然痛くない
しおん「先生、ミルメークありがとうございました」
市村「全部飲んだか?」
しおん「飲んだ!」
市村「今度はミルメークなしでも飲めるようになるんだぞ」
しおん「んーー考えておく!」
市村「……明日には忘れるタイプだろ」
なかなか鋭い
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ルイ「伊織先生見当たらないから今日の治療担当聞き出せなーい。」
しおん「俺もう時間だから行かなきゃー。」
はぁぁ行きたくない。
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