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書類を渡しに総務に向かうと、今日も総務の人達は忙しそうに仕事をしている最中、澄ました顔をして淡々と仕事をこなしている姿を見つけ、声を掛けた。
「細貝さん、お疲れ様です。この書類をお願いします」
「お疲れ様です。はい、承りました」
身体を向けた細貝が丁寧に両手で受け取り、ざっと目を通した後、再びPCに向かう彼に「細貝さん」とまた呼んだ。
「⋯⋯今夜、呑みに行きませんか?」
そう耳元で言った瞬間、みるみるうちに顔を赤くした。
その反応に緩みそうになった口元を片手で隠した。
「⋯⋯はい、いいですよ⋯⋯」
「やったー! 楽しみですね!」
「では、また後で」
「はいっ!」
鼻歌混じりにルンルン気分で自分の部署へと戻る。
今夜もあの顔を思う存分見られる。楽しみだなぁ〜!
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