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第20話

マスターは行ってしまった…黒い服の人と共に もうここへは来られない 実験室は物置に変わっていった だれも寄り付かず…存在すらも忘れ去られて ただ二人を除いて 「まさか…マスターが犯人だったとはな」 俊也は手を見ていた…ずっと握ったり開いたり 嬉しかったのは彼がマスターと呼んだこと きっと彼も忘れないだろう 忘れたくない…だから僕は医学を学んでいるんだ さぁ実験開始だ

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