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プロローグ
――少し未来、酒場でのとある冒険者二人の会話
「最近主の魔物が変わった迷宮の話聞いた事ないか?」
「え、何それ初耳。主って変わるんだ。大昔に封印された強力な魔物がそのまま迷宮の主になってるんじゃなかったっけ」
「普通はそうだよな。ほら、深層の迷宮って聞いたことないか? 筒状の縦穴構造の。深層に行くほど魔物がバケモノみたいに強くなるやつ」
「……あーなんか思い出したかも。難し過ぎて冒険者も足が遠のいているやつだ。確か最奥にはものすんごいお宝があるんだろう?」
「お宝の事は知らんが多分そこだ。んで、聞いた話だと前は冒険者を値踏みするようにじっくり攻めてきたんだが、いつの頃か初手から全力で殺しに来るようになったらしい」
「へえー。その迷宮の主って今はどんなタイプの魔物なんだ?」
「触手とかも使うみたいだが……今は人間の姿をしているらしいぜ」
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