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後日談会話文

ポリネシアンセックスもどき濃密1週間  ――夜、クラウドとエバンの新居にて。 「包み隠さず言うぞ。一週間かけてセックスしないか」 「一週間かけてセックスしないか⁉」  思わずエバンはオウム返ししてしまった。 「は⁉ 何⁉ どういう事⁉ 1週間ずっとベッドにいろって事⁉ 無理でしょ‼ 仕事とか色々あるし‼」 「いやそうではなく」 「前戯含め全ての工程を一日ずつゆっくりやっていて最終日に繋げるんだ。とんでもなく気持ちいいらしい」 「何それ……聞いたことない……クラウドくんそんな事知ってるなんて相当変態だね」 「人間大体皆変態だろう」 「わ、開き直った」 「クラウドくん性的欲求無さそうに見えるのに」 「俺がか? 程遠いな」 「言われてみれば確かに……」 「納得されるとそれはそれで引っ掛かるものがあるな」 「というか初回でそれ計画してたとか……」 「実は期間限定恋人の時にも考えてはいたんだ。手段を選んでいられなかったので」 「え、怖っ……」 「まあ俺も人に聞いてそういうものがあるのか程度の知識だから、違っていても気にしないで欲しい」 「そもそも知らないから何が合ってて違うのか判断出来ないのですがそれは」 「俺に身を委ねてくれれば大丈夫だ、安心して欲しい」 「めっちゃ不安泥舟に乗った気分、降ります!」 「はい却下」  ◆ 一日目 「最初は何するんだ?」 「全裸になってお互い見つめ合う」 「…………早速やめたくなってきた。やっぱり初回で一週間かけるのはおかしくないか⁉」 「折角なら嫌でも頭に刻まれるものがいいだろう」 「ええー……」 「服脱いだけど……シーツかぶっちゃダメなのか?」 「まあ寒いなら羽織っていてもいいだろう」 「寒いんじゃなくて恥ずかしいんだってば」 「………ワァ」 「何だその反応は」 「そうだろうとは思ってたけどクラウドのが……デカくて……」 「…………」 「筋肉だってヤバイし。何食べて鍛えたらそんなバキバキの筋肉ダルマになるんだよ……そこまで大きいとか天は二物を与え過ぎだろ……」 「……俺は君が綺麗すぎて落ち着かない」 「…………そ、そう」 「あと俺は言うほど筋肉ダルマではないと思う」 「気にしてるんかい」  ◆ 二日目 「キスをしてもいいらしい」 「そうなんだ。じゃあ失礼して……」 「口で色々愛でていいか?」 「色々 とは」 「こことか、こことか、こことか?」 「耳に首にお腹?」 「まだ性感帯に触ってはいけないらしい」 「まあ……いいけど……」 「も ど か し い ! ぞわぞわする!」 「落ち着いてくれ。そら、これで今日は終わりだ。いつもみたいに抱き締めあって寝るぞ」 「今日はオレの頭に足乗せんなよ」 「持ち帰って前向きに検討します善処します」 「おい」  ◆ 三日目 「う。……ううー……」 「今日から性感帯へは触っていいらしい。……どうだ? ぞわぞわはおさまったか?」 「か、核心がなくて、逆にたまんなくて……クラウド、まだやっちゃダメなのか……?」 「! ……予定では、明後日にならなければ出来ないな」 「あ、明後日ぇ⁉ う、うぐう……」 「昼間から堪らない気持ちがおさまらなくて、仕事も集中しづらいんだよ……!」 「……それは俺もだな、時々わざと一人になって深呼吸している」 「これちゃんと二人で一週間非番取ってやるやつだったのでは⁉」 「そうだったかもしれない。すまん想定が甘かったようだ」 「明日非番取ったろ? もう今日やろうぜ、なあ」 「……いや、せめて、今日だけ我慢しよう。そら、抱き締めるから寝よう」 「お、鬼ーーー! くっそ誘惑ってどうやんだよ!」  ◆ 四日目 「ううう……鬼、阿呆、馬鹿、筋肉ダルマぁ……!」 「わ、悪かった。悪かったから。しっかり調べないで提案してしまった俺が悪かった」 「たのむ、たのむから、もうがまん出来ない、から……!」 「……っ。ああ、俺も、君が欲しくて堪らないよ」 「……待っていたんだ、君の我慢が限界に達するのを」 「え……? ……うう。もうなんでもいいっ! いいから‼ 何とかしろ馬鹿‼」 「ああ……! 勿論だ」  ◆ 五日目 「結局一日早まってしまったな」 「…………」 「まあ結果的にはとても満ち足りたから俺はかねがね満足したよ。エバンはどうだ?」 「………………」 「エバン?」 「し、」 「し?」 「初回からこんなアブノーマルな事すんじゃねえよ癖になったらどうするううう‼」 「これがアブノーマルになるなら俺が他にもしたいプレイはだいぶ異常で変態的って事になるんだが……」 「は⁉⁉ こ、この変態‼ 馬鹿‼ す、助平‼」 「褒め言葉として受け取っておこう」 「筋肉ダルマ‼」 「筋肉は今回関係ない。あと出来れば筋肉ダルマはあまり言われたくないから言うなら聞こえるか聞こえないくらいの声量で頼む」 「面倒臭いなお前‼ くっそ知ってる罵倒の語彙が少なくて他に言えない‼」 「次はどれにしようか、エバン」 「普通にしてくれ頼むから‼」

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