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第6話

ここに今いること自体が、いけないこと。 しかし、飛鳥は抗うことができそうになかった。 飛鳥自身も、続きがしたいと思ったから。 「うん、いいよ。分かってる……」 飛鳥の返事を聞くと、和音は両手で飛鳥の頬を挟み軽く唇を触れ合わせてきた。 そして見つめ合うと、再度唇を触れ合わせてきたのだが、今度はすぐには唇を離さなかった。 和音との口付けは気持ちが良い。 蕩けるような口付けに、飛鳥は虜になり抜け出せなくなってしまいそうだ。 舌を絡め合い、濃密な口付けを続け飛鳥は溺れそうになる。 「あっ……ふっ……」 どちらのものとも分からない唾液が、飛鳥の口の端から零れ落ちた。 それだけ、飛鳥が和音との口づけに没頭しているということ。 しばらく唇を貪り合った後、和音は唇を移動させ、首筋に吸い付いてきた。 「ん……」 思わず飛鳥の声が出る。 すると、和音に畳の上に押し倒された。 頬や体は既に熱くなってきているが、心のどこかで和音を欲していた。 飛鳥に跨った和音は、飛鳥の胸元をはだけさせる。 多少の恥ずかしさがありつつも、飛鳥は次に進んでいく期待感も感じていた。 「綺麗な肌だな」 和音が飛鳥の胸元を優しく撫でる。 それだけの行為にも、飛鳥の体は疼いてしまう。 「あっ……」 「何だ、これだけで感じているのか?」 そう問われ、一気に飛鳥の顔が真っ赤になる。 「そ、そんなことないっ」 飛鳥が気恥ずかしさに否定すると、和音は「ふ〜ん」と言いながら胸の右側にある蕾に指で触れてきた。 そして、指の腹で捏ねてくるので、飛鳥は甘い吐息を漏らす。 「お前、可愛い反応するんだな」 そう言って和音は笑った。 すると彼は、飛鳥の帯を起用に外し和服を大きくはだけさせた。 空気に触れた脇腹を撫でられると、体が疼いて仕方ない。 体を撫で回していた和音の手は左の胸の突起に移動し、小さな尖りを指で摘まんできた。 その刺激に、飛鳥は身を捩らせる。 ふっと笑みを浮かべた和音は、飛鳥の右の胸の尖りに顔を寄せた。 「あっ……あぁ……」 思わず声が出てしまう。 そして飛鳥の中心が固くなってきていることにも自身で気付いていた。 両胸を刺激され、しきりに飛鳥は身を捩り続ける。 飛鳥のものも、下着から出たそうにしている。 既に、これだけで体中が熱くなっていた。 そうこうしていると、和音は跨いでいた飛鳥の体から避ける。 そして、和音の腕が飛鳥の下半身に伸びてきた。 内腿を撫でられると、ますます熱が中心に集まってくるようだ。 飛鳥の頭の中は、「早く、触れて欲しい」ということだけ。 思わず飛鳥は、頭を少し起こすと和音の手首を掴み手を自身の中心に導いていた。

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