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市川先生×夏樹(第17話*)

 そこに至り、ようやく彼が何をしようとしているか気付く。  さすがにぞっとして、夏樹は金切り声で叫んだ。 「嫌だっ! 先生やめて! 絶対ムリ! そこには入らない!」 「大丈夫だって。あの子は処女喪失初日にして尿道プレイを経験したらしいからな。あの子にできて夏樹にできないはずがない」 「あ、あの子って誰ですか!?」 「それはまあ、柚月先生の可愛い生徒だよ。なあ?」 「……まあ、そういうことになるか」  淡々と答えた柚月先生を見て、彼も市川と同等の性癖を持っているのだと悟った。いかがわしい道具の貸し借りをしている時点で、彼も十分な変態と言える。  そちらに気を取られているうちに、例のマドラーで屹立の先端をつつかれ、夏樹は「ひっ」と息を呑んだ。 「嫌だっ! 放して!」  半狂乱になって足をばたつかせ、市川を蹴ろうとする。  筋肉馬鹿の変態教師もさすがに困惑したのか、 「こら、暴れるなって。柚月先生、ちょっと手伝ってくれ」 「……仕方ないな」  柚月先生が頭上に回ってきて、暴れている夏樹の足首をガシッと掴む。そのまま左右に大きく割り開かれ、再び股間が剥き出しになった。  赤い紐で縛られた両腕も膝で押さえつけられ、今度こそ身動きが取れなくなった。 「おっ! 柚月先生、サンキュー!」  口笛を吹きそうな勢いで、市川が改めて夏樹の欲望を掴む。  そして鈴口を擦るように、マドラーの先端を尿道に挿し入れて来た。 「ひぃッ……! やめて、お願い! ムリ、ムリぃ……っ!」 「大丈夫だって。俺、こういうの上手いから。だから安心して力抜いてろって」 「ああぁぁ……っ!」  じわじわとマドラーが侵入していく。  細い器官にそんなものを突っ込まれ、夏樹は激しい疼痛に泣きじゃくった。 「いっ……せんせ……いやだぁ……っ」 「ごめんな、すぐよくしてやるから。お前ならすぐ気持ちよくなれるから、な?」 「うあぁ……ん」  いやいやと首を振り、ボロボロ涙をこぼす。

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