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秘密の部屋

説明がウザいから取り敢えず大人しくすることにした。 どっちにしろ俺はどこにも逃げれない。 「そうだ。オッさんが誰か来たらこの日記を渡せって預かった。」 俺は雅も知らない隠し扉のボタンを押して部屋に入る。 ここは雅と交代した時に使っていた部屋。 何日も使ってなかったから少しだけホコリっぽいかもしれない。 この2人は今起きている事を一生懸命に消化しようとしているが追いつかないと言った表情になっている。 零を見たらもっと混乱するぞ! 俺は机の引き出しからオッさんの日記を2人に渡した。 それを読んでいる間は俺も暇だから雅と入れ替わる前に読みかけの本があったはずだからそれでも読んで待ってようと思い本棚に手を伸ばした。

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