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第4話

息急き切って入ってきた その男は 「間違いありません、妹の瞳です…」 と、言って 彼女を見つめたまま動かなかった。 妹…瞳さんというのか… ためらいながら声をかける。 「あの…相沢 智です…守の兄です。 あなたは?」 「ああ…失礼しました。私は五十嵐 翔 といいます。瞳の兄です。 数年前、家を出たまま行方知れずで捜していたんですが… 3日前に…家族に会ってほしいと、突然連絡があって…」

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