智は声が漏れないようにするためか、両手で自分の口を塞いでいるが、こぼれ出る声に俺は興奮の度を高めていく。 「声、聞かせろよ。お前の感じてる声聞きたい。」 「い…やだ、こんな、おとこの、こえなんて… はあっ、あんっ、こんな、の、おれの、こえじゃ ないっ…んふっ、んんっ」 「智、かわいい…」 顔中舐め回す勢いでキスしていた俺は、一旦唇へ大きなリップ音を立てると、首筋から喉元へ舌を這わせた。 「ああんっ！」 喉をクッと反らせて智が叫ぶ。 その喉元へ力を込めて吸い付く。何度も、何度も。 見る間に白い肌に紅い花が咲いていく。 鎖骨へも…噛みつくように跡をつける。 俺の所有の証として。 消えないように、毎日でも何度でも付けてやる。 一生消えないように、紅く、紅く… 首回りにいくつもの花を散らせながら、ぷっくりと立った乳◯にカリカリと爪を立てたり、引っ張ったりして弄り続ける。 そうして片手で弄りながらレロレロと舌を這わせて、咥えて引っ張る。あくまで甘噛みだ。 ちゅぱっ ちゅぱっ わざと音を出し、上目遣いで智を見る。 「んふっ、うっ…っ、しょう…」 智の声に甘さが混じってきた。