キスを落としながら、再び大きさを取り戻してきた智自身を握りこんでゆるりと擦り上げる。 「あっ、あっ、翔、んあっ」 「ここはまたあとで気持ちよくしてやるよ。」 いつかくるこんな日のために用意していたローションの封を切って、手の平で温めてから智の蕾に指を添える。 「あっ、そこは??翔、待ってっ！」 「嫌だ。待てない。絶対痛くないようにするから… 智、愛させてくれ…」 背中にキスしながら、蕾の周りをクルクルと円を描くように触り、時々ローションを足しては、つぷっとその入り口に指を入れてみる。 「智、力抜いて…」 緊張やら不安やらで強張った智の頬や肩を『愛してる』とささやいては摩り続ける。一言口にするたびに身体がほころんでいくのがわかる。 冷たくなった身体がだんだん熱を取り戻し、また朱に染まってきた。 愛おしい蕾に指を少しずつ抽送して、入れる長さを深めていく。 「ああっ、あっ、しょうっ、なんか、へん」 「痛くないか？ほら、一本入ったぞ。んー、ここら辺かな…」 ぐりっとある一点に当たった時 「ひやぁん！」明らかに今までと反応が違い、身体が仰け反った。 「ここか…見つけた…」 指が生き物のように智のイイところを突き擦り弄りまくる。 ビクビクと身体を震わせて、シーツを握りしめようとするが、その手は力なく滑っていく。