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第214話

もう一度潤んだ目元にキスをして、さっきのお返しとばかりに乳◯に吸い付いた。 「はぅっ」 いきなりの愛撫に、智は首を逸らして仰け反り、それに気を良くした俺は、乳◯に吸い付いて舌で舐めながら柔らかな太腿に手を伸ばした。 「くぅっ…翔…くすぐったいよ…」 滑らかな内腿は手の平に吸い付くようで、触れたところから熱を帯びていく。 俺は唇をすーっと太腿に移すと、きゅっと吸い付いて赤い跡を残していく。 その度にビクッと身体を強張らせる智は、俺の頭を退かせようと押してくるが、既に力の入らない腕は、髪の毛を撫で滑るだけだ。 鬱血の赤い花は両足に広がり、智の中心は緩やかに立ち上がり、先端からは とぷりと愛液が流れている。 甘い喘ぎ声と匂いと視覚に入る智の全てが、俺の理性を簡単に打ち砕く。 「智…愛してる…」 喘ぐように吐息交じりにささやいて、慎ましやかに俺を誘う智自身に喰らい付いた。 「ああっ…翔…そこっ、いやだっ…あっ…あぁ」 我慢できなくなった俺は、根元から先端に向かってじゅるりと舐め上げると、智の膝裏を押し上げ、ヒクつく蕾に舌を差し込んだ。 「はぁっ、いやっ、いやだっ、いやっ」 さっきまで指を二本咥え込んでいた愛おしい入口は、俺の愛撫にすぐさま反応し、中へ中へと誘い込んでいく。

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