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登場人物まとめ4

※登場人物というより、チーム〈クレセント〉のメンバー紹介になります。1つ前の話に出てこなかったメンバーもここに書きます。本編には恐らくまだ(メインとしては)出てこないと思うので、大丈夫だ、という方は飛ばしてください。 <クレセント> 使徒で編成されるチームの1つ。全員名家出身、G級の使徒で編成されている。ラーヴェン王家に、正しくはラーヴェン女王ノエルに直接仕える超エリートチーム。 編成時から多くの金字塔を打ち立て、メンバー全員が称号持ち、さらには魔力と特性ともに稀有なものを持ち、もはや生ける伝説と化している。しかもスタートがE級からではなく異例のA級から。任務を失敗した回数も片手で足りるほど。とにかく何もかもが怪物級のチーム。極秘任務や他のチームには力が及ばない、という任務を請け負っており、稀に他国から要請され、出動することも。 リア・ロフナー <24> α(アルファ) 〈妃陽〉(クイーン・サン)の使徒。【特性】機械化(フルメカニズム) 代々ラーヴェン王家に仕える名家の生まれで、ロフナー家の直系女児にのみ伝わる魔力を受け継ぐ。 “女児にのみ”という異例な伝統魔力のせいか、ロフナー家の女は強く優秀だ、と言われている。リアも例外ではなく、いずれの分野に置いても群を抜いた才能を持っていた、母アメリアの血をしっかりと受け継ぎ、母についで全使徒のトップ<騎士王>(ザ・ナイト)の称号を持っている。 チーム〈クレセント〉の隊長を務める。 己の魔力に頼りきりにならない戦闘能力と、一家代々の魔力とのバランスが程よくとれ、使徒みなからの憧れの的。 男勝りな性格で、幼い頃からそこらの男よりも腕っぷしは強かった。心根は優しいがひどい頑固者で、1度こうと決めたらてこでも動かない。 母を尊敬しており、昔に母を侮辱した男を半殺しにした過去を持つ。 イリザン・マーロ <26> α(アルファ) <水牙>(アクエリアス)の使徒。【特性】氷精の助け(メイク・アイス) <クレセント>で1番のお調子者。よくやらかしてはリアから大目玉を喰らう。 しかし、いくらふざけた奴といえども<クレセント>の副隊長。実力はリアに次ぐもので、使徒個人戦で全体2位の実力者。<騎士に次ぐ者>(ネクスト)の称号を持っている。 こちらも代々ラーヴェン王家に仕える名家の出身。魔力はイリザン自身が覚醒させた独自のもの。 ひどく好戦的なきらいがあり「売られた喧嘩は相手がどんな種族であろうと任務中であっても買う」が信条。 任務中、立ち寄った町で必ず1人、女を買う。女好き。 たまにバカみたいに辛いものを食べたくなる衝動に駆られるが正直そこまで辛いものに対しての耐性がないため、衝動に負け、食べた暁にはもれなく体調を崩す。 フォロマイア・シェンド <18> α(アルファ) <万癒>(ライク・ブロッサム)の使徒。【特性】効果持続(フォローアップ) 名の通り「癒し」の力の持ち主。実は癒しの魔力は大変珍しく、フォロマイアのようにここまで癒しに特化した魔力は大陸でフォロマイアだけといわれている。 魔力の大きさだけなら<騎士王>(ザ・ナイト)のリアや<騎士に次ぐ者>(ネクスト)のイリザンを凌ぐと言われている。 ただいくら魔力が大きいとはいえ、「癒し」の魔力は1回の消耗が半端ではないため、連発は出来ない。その為、この魔力にして、この特性を覚醒させたことは本当に奇跡だ、と周囲から言われている。 年齢はチーム内で1番年下である。 引っ込み思案で消極的、しかし細やかな配慮や気遣いが出来るので、戦闘中にもそれが随所に現れる。癒し特化型魔力の為、攻撃ができないフォロマイアは戦闘時に陣形の1番後方に置かれることが多いが、メンバーが攻撃を受けるとそれを敏くキャッチ、すぐに回復を行うことができる。 フォロマイアのために設置された特別な称号<癒師>(クイーン・ヒ―リンガー)を持つ。 オルゴー・セノア・ルイ <38> α(アルファ) <想像>(イマジネーション)の使徒。【特性】持続(キープ) チーム1番の年長者にして<クレセント>所属歴が1番長い、リアの母、アメリアが隊長の時からいる。 元々は南の小国ヒビルジェの第2王子だった。…が、力が強すぎる故に国を追われ、野垂れ死にしそうな所で任務中だったアメリアに拾われる。その為かアメリア亡き今でも娘であるリアに固い忠誠を誓っている。 アメリアに拾われた直後は手の付けられない暴れ馬として有名だったが今ではすっかり落ち着き常に冷静沈着。 裏工作が得意で、リアや女王から直接、様々依頼される事もしばしば。 シュジュラとよく2人で飲みに行く。それ以外でもわりと2人で行動することが多い。 持つ魔力の強力さから、<唯一無二>(アブソリュート)の称号を持つ。 ポーラ・ガイルド <24> α(アルファ) <自然>(プロビデンス)の使徒。【特性】精霊王の加護(オール・スピリッツ) リアの数少ない親しい友人の1人。幼い頃よりリアのライバルとして、友人として隣に立ってきた。士官学校ではリアと並びツートップだった。 母が森の精霊と人間のハイブリッドで、その影響でこの魔力と特性を開花させた。 自身も精霊と人間のクォーターのため、耳と爪、歯が軽く尖っている。また魔力が“自然”そのものと深く関係している為、月齢に魔力の強さが比例する。満月がピークで新月が最弱。魔力量も少なくなる。新月に魔力を過剰に行使すると、次の満月まで疲労が残る。 戦闘時は大体特攻隊長を担う。先手必勝タイプで、とにかく相手よりも先に動く、がモットー。 リアとは対照的は性格で、どうして仲が良いのか…と問われる程。だが互いに信頼し合っているよきパートナー。 任務中もリアと行動をすることが多い。頭に血が上りやすい。 イリザンに並ぶ実力者で、異例ながらもイリザンと並び<騎士に次ぐ者>(ネクスト)の称号を持っている。 リアがイリザンを副隊長に指名した時、「なぜ自分ではないのか」と大層怒りをぶちまけたがその理由が「お前が副隊長だと頼り過ぎてしまうかもしれない」という理由だったので許した。 シュジュラ・ミラードウィッチ <23> αアルファ <暗黒>(ディスペア)の使徒。【特性】純潔(イノセント) <クレセント>の中で1番所属歴が短い。隊長がリアに代替わりしてからの加入。 シェヴァンノの中でも珍しい「闇魔術」を扱う使徒の1人で、シュジュラの特性である純潔(イノセント)と重ねるととんでもない威力を発揮する。 普通、「闇魔術」を扱う使徒にこの特性は考えられないとされてきただけに禁止級の力を持つ。<クレセント>に所属する以前のことにつて、リアでさえ多くは聞かされていない。リアも聞かない。 ただ判明しているのは学者顔負けに博識、という事。片手には常に本が握られている。 シュジュラの知らぬものはシェヴァンノのものではない、という言葉が生まれるほどには彼の知識は豊富である。 不思議なオーラを持ち、あまり多くは語らない。オルゴーとは仲が良い模様。 闇世界の種族との交信が可能な為、<闇世との仲介者>(ナイトメア・テラー)の称号を持つ。

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