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第100話

「お前やり過ぎ」 屋上の死角になるところに隅田が待っていた 「宮部が中々動かないからさぁ…望月可愛かったしやり過ぎちゃった」 ヘラりと笑うと隅田がため息をつく。 「朝陽さんいなかったら惚れそうなくらい可愛かった。1度くらい味見してみたいかも」 「おいおい…流石にそれはまずいだろ」 「まぁ朝陽さんが1番だからそれはないけどね」 「ったく…本気か冗談かわかりにくいなぁ」 「あれさぁ。見た目はあんなだけど宮部が上の方がいいかも」 「お前なぁ…」 「あとは勝手に2人でやるだろう」 2人で屋上の階段を降りた。その翌日上手くいったと2人で報告しにきた その後も昼休みは相変わらずだが放課後俺の元に来ることはなくなりお陰で早く帰れるようになる。 ただ仕事がまた忙しくなってきて朝陽さんとの時間は相変わらず取れなかった 今日は駅の近くで撮影がある。支度をして向かった

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