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クリスマスパーティー/+α
十夜&夕燈
「オーナー。もう後は大丈夫ですよ」
「藤。ありがとう。でももうちょい…」
今日はあーちゃんに呼ばれている
十夜とちゃんと付き合い出して半年。
十夜はとても俺を甘やかしてくれる
十夜も俺には甘えてくれる。とても幸せだ
俺の指に煌めくリングを見つめながら微笑んだ
「藤さん。お疲れ様です」
「十夜さんこんばんは。」
「すこし待たせてもらってもいい?」
「オーナーにはもう上がってもらうよう伝えてるんですけど…」
「新メニュー制作中なんですよね?」
「はい。もうほぼ完成しててそんなに急ぐこともないんですけど…どうしても今日完成させたいみたいです」
「夕燈さんらしい。今日は月さん大丈夫なの?」
「卯月は年始まで休みなくて…先週から海外にいってます」
「そうなんですね」
「だから無理行ってつめてもらったんですよ」
「無理はしちゃだめですよ」
「ありがとうございます」
「できたー!!!あっ!十夜来てたんだ。待たせてごめんね」
「大丈夫ですよ。満足行くのできました?」
「うん!片付けしてくるね」
「オーナーいいですよ。俺やっておくから弟さん待ってるんでしょ?」
「ん~ならお言葉に甘えて。ごめんねぇ。藤。ありがとう」
「いいえ。お疲れ様です」
店を出ると真っ白に染まっていた
「ホワイトクリスマスだね」
チュッ
「なっ…何?十夜」
「ふふっ…だってすごく綺麗だったから…」
「もう…似合いすぎ…チュッ。大好きだよ!十夜。メリークリスマス!」
fin.
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