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道標

今日のゲストはLuna e soleです!! 眩しい光が俺達を照らし出す。 会場中が歓声に包まれる… 「今日もすごい歓声ですね」 「ありがとうございます」 「今回の曲はまた遥のプロデュースらしいですね」 「はい」 曲紹介が進み俺たちの舞台… 歌うときが一番幸せで一番自分でいられる…でも最近は何か俺の中でおかしい… 俺の声ってこんな声だったかな…俺はこれだけしか歌えなかったのかな… 「ありがとうございました!Luna e soleでした」 「お疲れ様」 「お疲れ様です」 「鷹臣」 「はい。」 「このあとも遥のところへ行くんだろ?」 「当然です。俺はあの人の歌が歌いたい」 「そうだな。遥の曲なら売れて当然だしな」 遥の曲だからじゃない。俺たちが歌うから売れるんだよ

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