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道標 17
海都side
あれから3日
まだおみは帰ってきてない。
でも望悠からも他のメンバーからも連絡が来てたから大丈夫
「みーとー」
おみが出ていった翌日望悠から電話がきた。
「…っ…みゆ…」
「あぁ…泣いてた?ごめんね。鷹のことちょっと話したいから家に行っても良い?」
「おみは…」
「ん~しばらく会わない方がいいと思うよ…とりあえず今から行くから」
「わかった…」
数分後望悠が月兎さんを連れてやってきた
「海都ちゃん。目が真っ赤…ずっと泣いてたの?」
「えっ…ぐっ…だって…おみが…」
「海都ちゃん…かぁいい…」
「海都」
望悠が頭を撫でてくれる。望悠が俺が不安なときいつもしてくれてた行動
「みーくんっ…おみはっ…俺じゃだめ?みーくんじゃなきゃだめ?」
「なぁにいってんの。」
「だっ…てっ…おみは…頼ってくれないっ…悩み相談してくれない…それに…おみは…みーくんと…その…」
「あぁ…勘違いしてるよ。俺たちが関係持ってたのはお前と付き合う前だけ。それからは全くない。てか鷹がお前じゃないと不能になったみたいだよ。誰にも欲情しないってさ。どんなに迫ろうが全く無反応…あ…何度か迫ったことはあったんだよなぁ…ごめんねぇ…でもキスすらさせてくれなかったよ」
「ほんと…鷹は海都ちゃん命だからねぇ…だからこそ言えなかったんだよ」
「え?」
「詳しくは多分鷹から聞いた方がいい。俺たちが言えることは…今鷹がここに戻れば海都ちゃん壊れちゃうってこと。今ねストレスMAXなの。あいつ」
「海都に、酷いことしたくないから昨日は飛び出したんだよ」
「海都ちゃんには寂しい思いさせちゃうけどしばらく家で鷹預かるから。メンバーみんなでね。ごめんね。海都ちゃん。待てる?」
「ん…わかっ…たっ…待てるっ…」
「鷹のこと毎日連絡するから」
「わかった…」
「海都。変な人についてっちゃだめだよ?一人で行動しちゃだめだよ?誰か訪ねてきても俺たち以外はいれちゃダメ!わかった?淋しかったら俺か月兎に連絡して」
「俺そんな子供じゃないよ?」
「だぁめ。海都ちゃんは危ないの。可愛いんだから…誘拐されちゃう」
「もう…されませんから…」
「大丈夫?」
「はい」
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