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揺れる 21

その後数時間。 皆が帰り支度を始める 海都さんと連絡先を交換し見送った 「良かったですね。ママ友」 「うん。海都さん可愛かったねぇ。年上とは思えないけどでもね。とてもしっかりしてるところもあったよ」 「そうですか。俺は稀城さんの珍しい顔見られて楽しかったです。海都さんのこと溺愛してるんですよ」 「そんな感じだったね」 「聞きました?」 「何が?」 「望悠さんと月兎さん恋人って」 「そうなの?」 「はい。そうなったのは最近らしいですけど」 「可愛らしいカップルだね」 二人はグループでもしっかりものだと聞いている 見た目は二人とも可愛らしい感じの人。二人で並んで仲良くする姿を想像すると…うん…とても可愛い…とても…ちょっと覗き見したいかも 「朝陽さぁん。戻ってきて」 「はっ!あ…」 「ははっ。今二人並んでるの想像して可愛いって悶えてたでしょ。朝陽さん可愛いの好きですもんね」 「うん…どうかなるかと思った」 「朝陽さん。キャラ変わってきましたよね。あ。いい意味でですよ」 「そう?」 「はい。どんな朝陽さんも大好きです」 「っ…もう…せいくん…反則…」 急に囁かれたら照れてしまう。これは出会った頃から変わらない 僕は相変わらずせいくんが大好きだから。 この子生まれたら焼きもちやいちゃうかもな。せいくん子供好きそうだからかかりっきりになられたら寂しいかも…

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