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第49話

「………何をそんなに怯えてるんです?」 「なんだ急に。 てかなんだ怯えてるって!?」 生徒会室で食事を取る碧に雫がそんな質問を唐突に投げ掛ける。 「最近希一様と食事しないのは怖いからでしょう?」 「は?」 「養子の話をリア様とお話になられた後から希一様を避けてるじゃないですか。 それはどうしてですか? 何が貴方をそうさせてるのです?」 「何って僕は……」 流石にここまで来るとイライラしてくる。 最初は面白かったがいい加減自分の気持ちに気付かないもんかと鬱陶しい。 「希一様をどう思ってるんです? 弟?それとも……」 雫は碧の耳元へ顔を近づけ囁いた。 「番になりたい?」 「………っ!! 何だと?」 雫の言葉に目を見開いた。 自分が希一を番にしたい? それはまるで希一に恋をしているみたいな…… 「まさか……」 でも、この感情は…… 「恋ですよ。 貴方は希一様に恋愛感情を抱いてるんです。」 「僕が…希一に………」 この日初めて恋と言うものを理解した。

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