253 / 291
第252話※
「はぁっ、はぁっ……これ、体操じゃな、んんっ……!」
「あ?ちゃんとしてんだろ?お前の、アナの、準備体操」
「ふっ!んうぅっ……」
ろくに慣らさず突っ込んでしまうから、キツくてやりづらいは泣きべそかくは。で、正直そろそろ萎えそうだ。こいつ以外と最近はシテいないが、あいつらのアナはある程度柔らかく滑りも良かった。
と言うか、一番最初にした時のグズグズで俺に従順な感じを思い出し、またそうならねえかなと思考を巡らせた。あの時は気に食わな過ぎて、取り敢えず辱めてやろうと服を剥き、乳首を噛んでアナを弄り……とあれこれしたんだ。
それを思い出し、今同じことをしている。
料理が運ばれてくるまでは。
「っぁ、ふっ、ぅんっ……はぁ、はぁぁ……」
「ん?指の根本で押されるのが良いのか?」
俺の二の腕辺りの服を握り掴み、びくびく震えている。膝に乗せ、密着しているから体温の高さも感じられ悪くない。
出来れば、もっと力を抜き俺に体を委ねてくれればと思う。その方が可愛いげがある。
中指と薬指を根本まで押し込み、ゴツゴツ入り口を突かれるのが良いらしくその度に背を反らせ、耐えきれず声を漏らす。
逃げようと腰を浮かせるがそのせいで、目の前に無防備に乳首をさらしてると、玲音は気付けているんだろうか?
いや、気付いてない。それなら……
「ん、ぅぁっ……ぁっ……ひィっ!」
んちゅ、じゅるるっ
噛み付くように口で挟む。右か左か迷った末、利き手と逆、左にした。
正解だったらしく、もっとと言うように口に押し付けられ中はギュッと収縮する。
「ふっ んんっ!かむの、やぁ……」
「ん?なんだ?」
「ぁ、はぁ……かむの、しないでぇ……」
「ふーん。噛まれたくなかったら、俺のこれ、どうにかしないとなぁ?」
玲音を見ながら指で自分の口を指し、そのまま撫でる。相手に次はなにをすれば良いのか、分からせるために。
「ぇっ……ぁ……」
少しの間。そして、赤くなった耳。
どうやら俺の意図が分かったらしい。
ともだちにシェアしよう!