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第47話※

「ん、ふぅっ…や…」 「尻ン中、気持ちいいんだ」 「ちがっ、ンッぅ」 「嘘つくなよ。指で突くだけで喘いでおいて」 力の差にもう抵抗しないと分かったのか会長さんは「叫んだらもっと酷くする」そう俺に告げ、ネクタイを奪い手首を結んだんだ。こうやって人の行動範囲を奪っていくのか。って他人事みたいに思ったのが何時間も前のことみたいだった。 「それに、さっきまでまっさらな可愛い乳首だったのに、ずーっと尖ってるしよ」 「は、ンッ!」 指の腹でグリグリ押し上げられ、痺れて痛いのかなんなのか。何本で拡げられてるのか考えたくないそっちもジンと熱を持っていて、言われた通り動く度に声が抑えられない。 じゅぽ、ぐじゅ、教室に響く音が自分から出ているなんて恥ずかしくて、もう耐えられそうにない。 「なんだ?まだそんな目で見る余裕あんのか」 「あっ!んんっ、ふ…」 顎を掴まれ同時に顔も近付いて、まさかの今日2回目のキス。 息つく暇なく口内を舐めまわされ舌が絡まり、伸びた先をキツク吸われる。 「ぁぁっ、ぅちゅ、ン」 「ふ、ちゅ、…」 「っはぁ…は…」 角度を変えては吸われるを繰り返され、漸く放れた時には唇も舌も思考も痺れていて、開いた瞼の先も滲んで良く見えなかった。 「なんだ、可愛い顔も出来んじゃねぇか」 「ぁ…」 「くちおっぴろげて、もう一回しろって?」 「は、ぅむっ…」 また熱の高い口が触れて、今度は上下の唇をゆっくり相手の口で其々挟まれ、くすぐったくて息が漏れる。開いた歯の隙間に入ってきた舌が自分のとちょんと触れた途端ビクッと体が勝手にビクついた。 「優しいのがお好みみてぇだな」 「ん、はぁ」 「俺に腕回せ。初回だから優しくしてやるよ」 言われるまま腕の輪の中に頭を通せば、グイッと体を動かされ、床に座る相手の上に座らされる。 「このままキスするか、乳首吸われるか、どっちか選べ」 「……きす…」 「じゃあそれで」 「は、ぅ」 今度は最初から舌が触れて、絡まって。 忘れていた後ろもまたぐちゅぐちゅに拡げられるけど、口に気持ちが向いてるせいか、違和感はなかった。

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