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どうにかなっちゃいそう
【大介side】
ちょっと待てちょっと待てちょっと待てちょっと待てちょっと待てっっっ!!!!!
え、なに俺今キスされてんの?いや、まあそれはいいんだけどさ。俺からさっきしたし、したくないわけじゃないし。
でも場所考えろバカが!ベロチューなんてこんな階段なんかですんじゃねえよっ!!
「…んぅ、ふ…っ」
うわっ、やべえ、変な声出た。
最初は重なっただけだったのに、唇を舐められてびっくりして開いたとこから舌が入ってきた。
先っぽが触れただけで、そこからじわじわと何かが広がって、足に力が入らなくなる。いつの間にか壁際に追い詰められてて、後頭部と腰をがっつりおさえられていた。
どうしよう、どうすればいい?ああほら、なんか口ん中で動いてる!唇の裏側をゆっくり撫でられて、そのまま奥に入ってきた。舌の根元から先っぽにかけてなぞり上げてきて、なんか首筋とか背中がぞくぞくする。
「っふあ…や、」
耳の辺りから手を差し入れて、後髪をそっと撫でてくれた。腰を支えてくれてる腕に体を委ねてしまいそうになる。
気持ちいい。
ああ、やばい、俺、どうにかなっちゃいそう……
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