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ああもうかわいいなあ
ゆっくりと創をベッドに下ろす。でも首に回した腕はそのままで、じっと見上げてきた。
「ん?どした?」
「…継にずっと触ってたい。だめ?」
「ンなわけないだろ。でもほら、それじゃオレも動けないし」
そっと腕を解いて、代わりに手のひらを合わせて指を絡める。その指先に唇を寄せれば、嬉しそうに微笑んでくれた。
なんだよもう、なんでこんな可愛いかな。
一瞬でもオレと離れたくないとか、どんだけオレの事好きなんだよ!でもオレはその何倍も好きだけどな!
創の背中を支えてやりながらそっとベッドに押し倒して、上から見下ろしてみる。熱った頬が可愛い。少しだけ開いた唇が美味そう。
「継…キスして?」
「エロいやつ?」
「ん…」
少しだけ瞳を伏せてそう答える創は、なんていうか、もう、ほんとに可愛くて綺麗で。
遠慮なくその美味そうな唇に食い付いた。
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