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薬も過ぎれば毒となる
【継side】
うわあ、最悪。
創に乳首舐められただけでイッた。
「継、もうここぐちゅぐちゅだね」
「んああっ、さわ、んなって!」
創がバスタオルの上からそこを撫でてくる。今出したオレの精液がタオルを濡らしていて、すげえ恥ずかしいんですけどっ!
「あーあ、汚れちゃった。綺麗にしてあげるね?」
そう言いながら、創がバスタオルを引っぺがした。
いや、まさか、ちょ、待って!
「や、創…っ!」
予想通り、創がオレのをぱくりと口に含んだ。
創のフェラはすげえ気持ちい。でもさ、今イカされたばっかですぐはキツイってば!
「んんッ、は…ぁ」
「ほんと、可愛い」
じゅるじゅるという音を立てながら、創がオレの足の間に入り込んで、やっと触ってもらえた。
さっきタオルの下で出したからぐちゅぐちゅに濡れたそこを、創が丁寧に舐めてる。
時折太腿の内側をそっと撫でてくるから、ちょっとでも気を抜いたらまたすぐにイカされる自信がある。
「ふぁ、ん…創、ソコ、きもちい…」
「ここ?」
「ん…そこ、もっと舐めて」
素直に欲を伝えて、もっともっと愛してほしい。
腕に力を入れて上体を起こし、オレのを口に含んで見上げる創の髪を撫でた。
さらさらと指の間から零れ落ちる細い髪。創の髪を梳くのが好き。
「ひぁあっ!」
不意にキツく吸い上げられて、腰がずくんと高鳴った。
まさかの、二回目…
こくり。
目の前で動く喉。
「…ねえ、継」
「っは、なん、だよ…」
「早くない?」
「うっ、うるせー!お前が上手すぎんだってば」
はあはあと荒い息を整えながら、なんだかもう情けないとか恥ずかしいとかで、思わず手をクロスして顔を隠した。
くそっ、まさかこんなことになると思うわけねえだろ。いくら創が上手いからって、こんなすぐ出るとか…っ!
なんかもう、お兄ちゃん、オレ泣きそうだよ…
「継…ごめん、怒ってる?」
腕の隙間からちらりとうかがうと、オレよりも泣きそうな顔をしながら創がオレの足の間から見上げてきた。
この顔に弱いの知っててやってんじゃね?まあ確かになんでも許すけどさ!
顔を覆っていた両手を、正座で俯いてる創へと向かって広げた。
あーあ、結局こうやって創を甘やかしちゃうんだ。
「創、ぎゅってして」
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