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嵐、襲来
「ほらー、座れお前らー」
結局あの後は創に口でしてもらって、二人でまったり朝飯食って学校に来た。
スマホ見たら母さんから何度か着信があったけど、まあ大した用事じゃないだろうと思って掛け直してない。
「えーと、今日から交換留学生が来るって言ってたよな」
「パツキン美女??」
「黙れ大介。しかし残念だったな、事情が変わった」
入れー、と先生が教室前のドアを開けると、一瞬にして嵐が吹き荒れた。
「ソウ!My sweet honey!!!!」
「げっ、ジャスティン!?」
「え、なんでここに…?」
教室に入るやいなや、見覚えのある顔が駆け寄ってきて、オレの!創を!!ぎゅーってしてほっぺにちゅーしやがった!!!!
「おっ…ま?離れろーーーーーーっ!!」
「ケイ!Whats up?」
「オレの創から離れろーーーーーっ!!!!」
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