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ラブラブショッピング

【継side】 今日は剣道部が体育館を使う予定だから、オレ達バスケ部は休み。といっても本当は外で基礎体力作りのトレーニングがあるんだけど、顧問がうちのクラスの担任で、ジャスティンの生活用品なんかを揃えるって理由を説明したら快く休ませてくれた。 そんなわけで、オレ達がよく行く服屋に来ていた。 「いらっしゃいませ」 ここは他の店と違って、店員からはあまり寄ってこない。用事があればこっちから話し掛ける。だからと言って愛想が悪いんじゃなくて、呼べば笑顔で対応する。 そんな接客スタイルだから、気兼ねなく創と買い物出来るのがよくて、いつもここで服を買う。 「そんじゃオレ達はこっち見てくるから」 「ちょ、お前ら結局それが目的かよ!」 当たり前だろ、創とはいつでもイチャイチャしたいんだよ! 創の手を引き服の間を縫って歩き始めると、なんだか楽しそうな声が聞こえてきた。そっと指を絡めると、抵抗せずに握り返してくれる。 振り返ると、嬉しそうに微笑む創。 「久々に来たね、ここ」 「おう、オレも服欲しいし」 「選んでいい?」 「ん、頼む」 繋いだ手を引き寄せてその細い指先にちゅっと口付けると、創も同じようにオレの指先に口付ける。 なんかもうそれだけで勃ちそうなんですけど!

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