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年下の彼 29

「……んんッ……んんッ」 「……はぁッ……はぁッ……」 必死に喉の奥まで咥え込んで出し入れされる度に口端から流れでる唾液。 それを拭う暇もないくらいの激しさで腰を振っている星川。 「……そろ……そろッ……」 そして、咥内を出し入れするそれがパンパンに固くなり……限界に達したであろう頃に苦しげな星川の声が聞こえた。 「…………だせ……よッ……」 咥えたままそう言ってやると、ビクンとそれが波打ち、舌先を裏筋に這わせながら出し入れを更に激しくさせると、舌から伝わる熱く固いそれは、俺の理性も少しずつ破壊して……俺の下半身もいつの間にか再び熱を取り戻していた。 そしてそのまま、快楽にのまれるように咥えたまま強く吸い上げると………… 「ッ……先生、舌……ッ……ヤバッ……もうッ……出ますッ……んんッ……はぁ……ッ……イくッ……イッ……!!」 星川の切羽詰まった声と共に咥内に勢いよく白濁が吐き出された。 「……ゲッホッ……ゲホッ……」 「……ッ……だ、大丈夫ですか?!」 「……ゲホッ……だ……だいじょうぶ……つか、どんだけ溜まってたんだよ、濃いし……」 勢いよく吐き出された星川の精液は量が半端ないし、濃いし……にがいし……マジびっくりした。 「す……すみません……久々に出したんで……つい……」 「久々って……」 久々と言われて浮かんだのは、朝比奈と飲んだ帰りに横断歩道でたまたま見かけた星川と見知らぬ女のこと。

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