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第5話

「こうやって一緒にいる時が一番幸せ! って思うけど、仕事の時に…仕事頑張ってる 侑生さん見るだけでも幸せなるし、見れなくても声聞くだけでも幸せになれるんだ。侑生さんが褒められてると、俺まで嬉しくなってくるし……」 一緒にいる時は『一緒にいれて幸せ』って。 仕事中の時は『同じこと出来て幸せ』って。 声聞くの時は『大好きな声聞けて幸せ』って。 侑生さんが褒められてる時はね 『カッコイイ侑生さん俺の恋人なんだよ!』 って、心の中で自慢して。 「結局……俺が侑生さん大好きすぎて、いつでも幸せってだけ!さっきのはちょっと欲張っちゃった」 「欲張ったって?」 「幸せって思ってる時に、侑生さんに“好き”って、言われたらもっと幸せなんだろな〜ってことを」 コトンと、侑生さんがビールの缶をテーブルに置く音がした。

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