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第4話 優の思い2
ずっとできたら永遠にでも一緒にいたかった。
要に結婚できないって言われてショックで、男同士何て、無理なんだって思って。悲しかった
わかっているけど辛くてもしかしたら嫌になってしまったんじゃないかって。
まだ、生きていたい。出来ることならでももう無理だな。。しかも残酷な事に明日は付き合ってから一年の記念日だ。
「優大丈夫?うなされてたよ。」
「大丈夫だよ。ねぇ明日って付き合ってから一年の記念日だよね。」
「そうだな。あのころがなつかしい。」
「明日さ、始めてあった場所とか回りたいんだ後遊園地で告白したじゃん。一緒に行かない?もうこんな体だしどうせ入院しても治らないから。治ったとしても要と一緒にいたいから。少しでも思い出を残したいから。」
「そうだな。俺も離れたくないから。一緒に行くか?」
「行こう。でもこんな体の僕でもいいの?」
「いいも悪いもないよ。俺は優の彼氏だろ?」
ポタっポタっ
「要泣いてるの?ごめんね。」
「泣いてないよ大丈夫。何でずっと一緒にいれないんだろうね。」
「ごめんね。要。」
「ううん。明日本当に行こうね。」
例え、要と僕が一緒に過ごせる事が無くなったとしても。好きだった人の側で死ねるならそれはそれで本望だ。最後の最後に思い出を作るために明日はいい日にしたいな。
優が死んでしまったらなんて何回考えてしまったんだろうか。いまだにいなくなってしまうのが怖くて。ならいっそ一緒に心中でもしたいなんて。っていったら怒るだろうな。明日が二人で過ごすのが最後だとしても楽しまなくちゃいけないな。
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