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闇底に沈む光に1※※
※新章スタートですが、お話の展開上、愛のないと感じられる※シーンが続きます*_ _)
地雷などがある方は、※※が外れるまで閲覧は自己責任でお願いします。
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「……っ、ん、っはぁ、……ぁ、あ、」
安いベッドのスプリングが、ギシギシと嫌な音をたてて軋む。後ろから腰を押さえている男が、荒い吐息と共に雑に動く度に、首にくい込んだ革のベルトがギリギリと絞まる。
目の前が赤く霞んできて、苦しさに舌を突き出し喘いだ。
「もっと声、出せ。可愛く啼け」
「久我さん、顔が真っ赤です。そろそろゆるめないと死にます」
「うるせえ。おまえは黙ってろ」
久我と呼ばれた男は振り向きもせず相手を一喝すると、リードを引く手を少しだけゆるめた。
「おら。声出せ。気持ちいいって言え」
ひゅうひゅうと喉を鳴らしながら、足りなくなっていた酸素を必死に吸い込む。
久我はチっと大きく舌打ちすると、両手で腰を掴みしめ、動きを一段と荒くした。
ゴツゴツとした肉の塊が、内壁を擦りあげる。一度乱暴に突っ込まれて白濁を流し込まれた腔は、グチャグチャと嫌な音を奏でるくらい、たっぷりと濡れている。だがその内壁は、しつこくこそげられ続けてもう悲鳴をあげているのだ。
「ああっ、あぁ、あっ、あうっ」
こんな状況で、久我が要求する色っぽい声など出せるわけがない。皮膚が腫れ上がり擦り切れてきて、快感よりも鋭い痛みの方が強い。
「ふっ。いいぜ~、その苦しそうな声。ゾクゾクする」
……くそっ、ドSめ…っ
久我は狂気じみた笑い声を漏らしながら、耳朶にガリッと噛み付いてきた。
「あうっ、あーっ」
痛みに悲鳴をあげ悶えるこちらなんかお構いなしに、更に興奮してピストン運動を激しくしてくる。
情けない泣き声が次々に漏れ出る。
もう声を堪えるなんて無理だった。
啼けば啼くほど、久我の興奮はふくれあがり、いっそう残酷になるのに。
「志万っ、アレを、寄越せ」
ベッドの脇に控えていた男が、素早く小瓶を差し出した。腰を揺すりあげながら、久我がその中身を結合部分にぶちまける。
一瞬で、粘膜がカッと燃えた。
「ああああぁ……っ」
激しい痛みと火傷しそうな熱に、腕を必死に伸ばしてベッドの柵を掴み締めた。
ギシ、ギシ、と軋む音が、激しさを増す。
髪を振り乱し狂ったように身悶えて啼くこの反応が、男の興奮を更に煽っていくのだ。
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