65 / 106
続**お馬鹿ほど可愛い~お馬鹿な可愛い恋人**(3)
歯を立て、甘噛みしながら直を吸ってやれば、先端から白液がじわじわと流れ出てくる。
それでも、直は強情なのか、なかなか果てようとしない。
「やらっ、らめっ! 口、離して!! 飲んじゃやあああっ!!」
身体を反らし、懸命に抵抗している。
大きな目に涙を溜めて、達することを拒む直。抱きたくてたまらない。
「やあああっ!」
「嫌じゃないだろう? 恋人らしいことがしたいと直が言ったんだ。だったら、ちゃんと言うことを聞いてくれないとな」
太腿を開かせ、直の後孔に指を入れた。
中は熱く、俺の指を締めつける。
「俺の指がそんなに美味いのか? 食いついてくる」
「っひ、あううっ! 良、いじわるっ、っひ!!」
「ほう? いいのか、そんなことを言って……」
口答えをする直を従順にさせてやりたくなる。
指を動かし、中を解す。
「んっ、あっ!! いっ、た……ああっ!」
それでも痛みを感じさせないよう、直の陰茎を空いている方の手で弄ってやる。
直は異物を飲み込む孔の痛みよりも従順に快楽を選ぶ。そんな中、俺の指が、直の中にある一点の凝りに触れた。
同時に直の反応が変化した。
「あああぅっ!!」
大きく身体を反らし、先走りが勢いよく飛び散る。
ここ、か……。
直の感じる箇所を見つけ、口元が緩む。
直が放った先走りが自らの孔を濡らし、てらてらと輝いている。
美味そうだ。
「美味そうに赤く熟して……」
舐めたい。直を味わいたい。
口の中に唾が溢れてきた。舌なめずりをして、魅惑的な孔に突っ込む指を二本に増やした。
孔に舌を挿し込む。
ともだちにシェアしよう!