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続**愛恋-airen-**なけなしの恋~不完全な彼(7)
端っこの方で項垂れているのは、本当にいつもクールな悠騎だろうか。なんだか大きなわんこに見える。
セックス経験がないのにかかわらず、アナルセックスで感じたのは、悠騎がエナジーを僕に注いで快楽を与えたのだとか。
調子に乗ってセックスをした結果、僕は動けない状態まで追い込まれてしまったらしい。
そこまでして僕を欲しがってくれたというのは嬉しい。
完璧に見えても完璧じゃない悠騎がいる。それを知っているのが僕だけで嬉しい。
「悠騎なら、かまわないよ?」
にっこり微笑めば、彼は大きな手で僕の頭を撫でた。
その撫で方がとても優しくて心地良い。うっとりしてしまう。
「もう昼だな。何か食べやすいものを作ろう。冷蔵庫の食材、少し借りるぞ?」
悠騎はためらいなくそう言った。
……訂正。やっぱり悠騎は料理もできる完璧な人だ。
**END**
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