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きみはわるい子 ※

にちゃ、と手の平で下腹部を丁寧に撫で回しながら、いやらしく飛び散った白濁を塗り広げていく。 時おり指を擦り合わせれば、欲深な粘液は名残惜しそうに糸を引き、汗ばむ肌を艶かしく彩っている。 自身からは未だ、勢いは衰えど浅ましき蜜が止まらず、どろどろと溢れては辺りを濡らしている。 だらしない唇からは、快楽に狂わされて唾液が溢れており、幾筋も顎を伝い落ちて汚していても、最早拭うどころか気に掛ける余裕すら残っていない。 「あ~あ、こんなに出しちゃって。全然止まんねえじゃん。やらしいなあ、真宮ちゃんは」 「ん……、はぁ、やめ……」 「やめて? どうして……?」 「あ、あぁっ……、いって……、まだいって……、からぁ……」 「どうりでびくびくしてると思った。こうやって指で擦るとさァ、先っぽからいっぱい出てくるんだよね。分かる?」 「あ、あぁっ、や、め……、さわるの、だめ……、おかしく、なっ……、からぁ……」 自身を擦り、わざとらしく音を立てながら白濁を塗り付けると、真宮が子供のようにいやいやと首を振る。 涙を零して訴えられるも、上気した頬は情欲へと染まりきり、劣情に蕩けきった唇はだらしなく開いたままねだるような声を上げ、悦びに溢れた蜜が次から次へと自身から垂れ流されては淫靡さを増している。 口では拒みながらも、揺らめく腰は抑えきれないようで、貪欲に快楽を受け入れて理性を飛ばしている。 ぐちゅぐちゅと忙しなく指を這わせて擦り、その傍らで内部へと収めていた熱量を殆ど引き抜き、そうしてまた黙らせるように一気に自身を押し込んでいく。 「ん、あぁっ」 「まだそんな声出るんだ。さっきのじゃ物足りなかった? もっと遊びたいよね。俺まだイッてないし」 「は、あ……、だ、め……、こするのや……、あ、あぁ、また、きちゃうっ……、あ、あぁっ」 「まだ出ちゃうの? へぇ、見たいなあ。真宮ちゃんが潮吹いてるとこ見せてよ。もっと恥ずかしいところ」 「あ、あっ、や……、やだ、やっ、あぁっ、はなし、てっ……」 「ダァメ。やめてなんかあげない」 爛れた熱にくるまれながら、再び律動を止める。 手元に集中し、欲に塗れた自身を乱暴に扱き、下品な音を響かせていく。 ぐちゅぐちゅと、白濁が飛び散る度に真宮が乱れていき、涙で頬を濡らしながらも確かにふしだらな情欲で染められている。 もっと、もっととねだるようにすぼまりがひくつき、甘ったるい声を上げれば上げる程に内部を締め付け、とても嫌がっているとは思えない。 「あっ、あ、んんっ……、い、く……、なんか、はぁ、くる……、でちゃう、やだ、あっ、ぜん」 「いいから、出しちゃえって。もっと気持ちよくなれるよ? 好きでしょ?」 「んっ、はぁ、あ……、す、き……」 「ね。怖くないから大丈夫。俺がいるでしょ?」 「はぁ、あ、ぅ……んん! あ、あぁっ」 語り掛けると、普段からは想像もつかないくらい素直に受け入れられる。 何度も行き来させ、白濁を巻き込みながら自身を擦り、確実に追い上げていく。 幼子のように辿々しく、それでいて成熟した色艶を孕みながら乱れ、誘うように腰を揺らしている。 時おり身動げば、内部を擦られた真宮が甘ったるい表情を晒し、手に余る快楽に翻弄されて更なる蜜を溢していく。 息つく暇も与えず、力ずくで追い立てて自身をいじめるとやがて一際鼻にかかった声が上がり、次いで先から勢いよく噴出される。 「あ、ああぁっ……、は……、はぁ、あ……、あ」 「気持ち良かった? 沢山出たね」 「あ……、ぜん……、もう、あ」 「何でやなの? 俺も気持ち良くなりたい。ねえ、いいでしょ……?」 「んっ、はぁ、も……、わかんな、い、あ、あぁ」 「ナカひくひくしてる。スゲエ熱いよ……?」 達してから間髪入れずに腰を引き、ずぶずぶと力ずくで押し込んでいく。 咄嗟に腕を掴まれるも、どうにも出来ないであろう事は分かりきっている。 縋り付くように指を絡められ、掠れた声で許しを請いながら泣き、眼下では彼が獰猛な快楽にひれ伏す。 幾度となく果てていた自身からは、欲深なものが後孔まで流れ込んでおり、内部を行き来する度にいやらしい音を立てている。 「あっ、まって……、はぁ、あっ、ぜ……、ぜん」 「待てませ~ん。ん……、そろそろいきそうだし。もう少し」 「はぁ、はっ、だ、め……、おかしくな……」 「大丈夫だってェ。怖くないから。それにほら、俺しか見てないよ? 俺にならいいでしょ……?」 微笑みながら、一方の手で真宮の頬を撫でる。 指を滑らせると、弱々しく視線を向けてから目を瞑り、手の平へと頬を擦り寄せたように感じられる。 そうしてうっすらと目蓋を開き、それを合図に頬から敷布へと手を付き、後は貪欲に快楽を貪っていく。 行き来させる度に吸い付いて、ぐちゅぐちゅといやらしい音と共にすぼまりからは白濁が溢れ、じんわりと包み込むような痺れが次第に大きくなる。 「やらしい顔しちゃって……。中出しちゃおうかなァ」 「あ、あぁっ、はぁ」 「真宮。いいの?」 「あっ……、も、いい、はぁ、あ……、い、からぁ……、あっ、ん……、はやく」 「お前ホント……」 叩き付けるように、彼のいいところを貫いていく。 腰を引いては呑み込ませると、仰け反りながら悦楽へと堕ち、無防備に喉元を晒して汗を滴らせている。 いやいやと首を振りつつも、感じ入る姿は扇情的で、普段の凛々しい様相からはおよそかけ離れている。 打ち付ければ打ち付ける程に快楽が肥大し、より大きな波となって背筋を駆け上がり、やがてたまらない快感に呑み込まれていく。 「はぁ、は、あ……、んん! は……、あ……、なか……」 「ん……、真宮ちゃん孕んじゃうかも」 「はぁ……、ん、ばか、いうな……、あ……、で、てる……、なか」 「そんな顔しちゃうの? 大好きじゃん。足りねえんならもっといっぱいあげよっか」 「はぁ、ん……、ちが、ん……、ふ」 軽口を叩き、言い返される前に唇を重ねる。 未だ内部へと、どろどろと白濁が注がれていくのが分かり、彼といえば過敏に反応を示して甘やかな息を紡いでいる。

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