2 / 12

第2話

気になるのでそれとなく聞いてみる。 「どうだ?手応えはあった?」 「なかなか……数をあたらないと。」 ……でもみる限りでは成績も悪くないはず。 でも…… 理系だからかな…… 「まー無理しないように。」 気休めの言葉しか、かけられないけど、 こればっかりは。 「でも、久しぶりにあえて、元気になりました。木村さんは仕事どうですか?」 「ん。俺?特にないよ。急ぎの仕事もないしな。」 「そっか。」 「今は、小林くんのほうが忙しいでしよ。身体壊さないでな。寒くなるから」 「ありがとう……」 軽いご飯をたべながら、あとどれくらい一緒にいられるのかな。などと、不安がよぎる。 暗い顔を見られたのか、何かありましたか? と聞いてきた。 「んーいや。何もないよ。」軽口でかわしたけどなんとも言えねーな。と・・・・・ 「そろそろ帰るか。」と連れだって店をでた。 駅まで少し歩いて、んじゃな。と別れた、

ともだちにシェアしよう!