当たり前に自然に過ごして平穏に恋して普通に生活するそんな日常が過ぎていくのかと思っていた。 それが鏡を見ると嘘だろ。耳が生えているんだけども。嘘だーと叫んでいるとうるせぇと声が聞こえた。 「お前うるせぇんだけど。あぁ、お前が今日からエリアスランドに来るやつか。」 「エリアスランド?どこですかそれ。新しい遊園地ですか？」 「バーカ。遊園地な訳あるか。エリアスランドは、異世界だよ。」 異世界⁉僕は確かに異世界物のとかのラノベとか、アニメは好きだけどこんな平凡でなんの取り柄もない僕が可笑しいだろ。幾ら何でも。 「どうして俺何ですか？」 「知らねぇよ。俺は頼まれただけだからな。」 「後もうひとつ聞いてもいいてすか？こっちでの生活はどうなるんですか？」 「それは心配ない。エリアスランドで時間が経った分は現実世界では経たないんだ。興味あるんだろ？」 「あります。連れていってくれませんか?」 「いいぜ、この魔法でできるからマジカルシャワー。いでよ。エリアスへの扉。」 「マジカルシャワーって魔法少女みたいですね。」 「しょうがねぇだろ。決まってるんだから。行くぞ。」 ガチャ