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第2話 ようこそエリアスランドへ
「すごいですね。って、名前聞いてませんでした。」
「俺は、東条大輔だ。よろしくな。」
「よろしくお願いします。大輔さん。僕は宮原翔です。」
「翔よろしく。さて、じゃあここの説明をするか。ここは、エリアスランドだ。普通にお店もあるし、魔法道具のお店、薬屋、ホテルとか現実世界とだいたい同じだな。いいだろ?ホテル。お前も行ったこと…ないか。」
「わざと言ってますよね。確かにありませんけど。」
「可愛いくて、イタズラしたくなっちゃうんだよ、お前。じゃあとりあえず軽い説明は終わりだな。」
「バカ何ですか?男に可愛いとか。」
「バカ…だと?噛みついてやろうか? ガブッ
「あっ、ふぁっ。」
「美味しいな。お前の血全部吸いとってしまいたい。いい反応もするし。」
「もうひどいです。血吸ったっていうことは、大輔さん吸血鬼ですか?」
「そうだよ。俺は吸血鬼だ。だけど血はあまり吸わない。
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