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第97話
サコンside
そろそろ頃合いか?紅と蒼が連れていかれてもう随分と時間を要してしまった。
「瑠璃。珊瑚。おいで」
「はい。サコン様」
「ねぇ。二人とも今日も俺と交わる?」
「「はい!!」」
「お前たちは本当に好きだね。この行為」
「はい!」
「今日はどうしたい?」
「…先日の…たくさんの人に開かれるやつ…あれがしたいです」
「そう。なら沢山呼ぶね」
二人は俺の血を濃く継いだ子達
所作や物言いを学ぶため秘密裏にある人へ預けていた
やっと男娼として出せる…あと少しの時間があれば蒼と紅をやる必要はなかった。
タイミングを見誤ってしまった…
「サコンさま?」
「どうなさいましたか?」
「そろそろ大きな所にお前たちを出してみようと思っているんだけどね。これまででは考えられないほどの快楽にお前たちは逃げずに耐えられるかい?」
「はい!!」
「そうか…ならば…お目通り願おう…」
紅と蒼にまさるといいのだが…
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