98 / 140
第98話
結局翠玉さんを送り出すことはしなかった
蒼さんと紅さんには申し訳ないが…
「ミヤビ様。私が参ります」
「だめ…だめです…」
「でも…」
そんなやり取りはもう何度目だろう。
3人が連れていかれてもう随分と時が過ぎ俺たちは学年が上がっていた
後3ヶ月で卒業だ
この間も妖ものたちはやって来てはいたがそれぞれ封じ今はもう随分と数が少なくなっていた
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
98 / 140
ともだちにシェアしよう!