「あのな、最近お前といると 　ドキドキするんだ」 「えっ」 意外な言葉だったので驚いたが 自分と同じ気持ちなんだと考えると 何だかほっとした。 「それで考えたんだ、その感情を。 　そしたらある言葉が浮かんできた」 亮はドキドキしながら、その言葉が 何か考えた。 「俺、お前のこと好きだ。いや 　好きを通り越して愛している」 「愛して、いる？えぇー」 信じられなかった。愛しているという 言葉はドラマか映画でしか聞いたことが かいので、驚きと嬉しさの両方が入り 混じっていた。