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第11話 お仕置き(亮)※
「あぁ、らめぇぇ――」
「気持ちいいんだろ」
手首を縛られ、抵抗できない状態
だった。
「そんなに擦らないでぇぇ――」
高ぶったそれを上下に擦られ
あられもない声をあげていた。
「あっ、もうイクぅぅ――」
「だめだ。イカせない」
雅人は手の動きを止めた。
「なんれ、イカせないの」
「これはお仕置きなんだから
簡単にイカせる訳にはいかない」
それから何回も止められて、5回目で
イカせてくれた。
「今度、2人きりになったらこんな
もんじゃないからな」
「は、い」
雅人が怖く感じたのはこれが
初めてだった。
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