12 / 17

第12話 夏休み前

あれから、1カ月が経った。 亮はもうあんな思いはしたくない と思い、1人でいることを止めた。 「亮、明日から夏休みだろ。  俺の家に来いよ」 「えっ、でも俺・・・」 ほぼ毎日雅人の隣にいたので夏休み ぐらいは離れたいと思っていた。 「俺と一緒にいるのが嫌なの?  また、他の人と2人きりになるつもり」 「・・・分かった、行くよ」 雅人の表情が怖かったので、従わないと いけないと直感で感じた。

ともだちにシェアしよう!