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 だってシンジは最初、失恋した者同士仲良くしようって言った。それってお互い相手を好きだったひとに見立ててセックスを楽しもうっていう意味以外、どう受け取ればいいんだよ! 「あおい……もしかして自分のこと、RIONの代わりだって思ってる?」 「だって! それ以外にシンジが俺を抱く理由なんか!」  ない、と言い切る前に。 「あおいに一目惚れだって言ったら、信じる?」 「え? ……あぁッ!?」  シンジはいきなり俺のナカから自分のモノを途中までズルッと引き抜くと、ばちゅん!と奥を目がけて激しく腰を打ち付けてきた。  突然すぎる強い刺激に、俺の身体は激しく仰け反った。 「はあっ、先週っ……RIONと昂平のラブラブな様子を見てやろうと思ってさ……正直、からかうためだけに東高に遊びに来たってのに……っ」 ――ずちゅん! ばちゅん! グチュグチュッ!! 「あ! ああッ、あーッ!!」  シンジは喋りながら、ナカをえぐるように激しく腰をぶつけてくる。  俺の腰をしっかり抱えて、まるで動物の交尾みたいだ。 「いきなりこんな美人が目に入ってくんだもんなぁっ! RIONを逃した後の俺にはすげー目の毒でさ! 試合中、俺はRIONじゃなくてずっとずっとあおいだけを見てた! 自分でもおかしいくらい、あおいから目が離せなくて……っ!!」 「いぁっ! あんっ! あぁっ!!」  シンジは俺の耳元で告白しながら、腰の動きは緩めない。スポーツでもやってそうな激しい腰付きに、俺の下半身はもうガックガクだ。  でも、シンジは崩れ落ちそうになる俺の身体を支えながらなおも激しい出し入れを繰り返している。持久力も体力もハンパないらしい……さすがかよ。 「あおいっ好きだ! 好きだよ……!」 「――っっ!」  そんなのウソだ。  だって俺みたいなクソビッチが、こんな今をときめく超人気モデル様に見初められるなんて、そんなシンデレラみたいなおとぎ話が現実にあるわけないっ……! 「あおいが失恋したてなら、そこにつけこんでモノに出来るかもって思ったんだ! 最初は身体だけでもいいから、俺のものにしたかった! こんなことしてごめんな、でも、あおいのナカが気持ち良すぎて腰止まんねーよッ! はぁっ!はぁっ!」  ――ズンッ!! ズンッ!! パンッ! パンッ!!  さっきからずっと奥と前立腺をダイレクトに突かれて、擦られている。あまりにも気持ちよすぎて今にも意識がふっ飛びそうだ。  もう……もうだめ、いきたい、イク、いくっ! 「あんっ! あっ! シンジッ! おれいく、も、イッちゃう!」 「いいよあおい、俺のチンポ感じながらイッて!」  ――ズンッ!! ズンッ!! グチュ! グチュッ!! グリグリッ!! 「あ! あ! ひあッ、――ッ!!」  チンポをいじられながら最奥をゴリゴリと突かれて、どちらもきもちよすぎて我慢できるわけなくて……  シンジに促されるまま、俺はシーツの上に思い切り精液を吐きだした。

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