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続・ひつじがいっぴき。 ⑮
圧迫感はあるものの、だけど痛みはなかった。
なんていうのかな、なんか......すごく......。
「あっ、ソコだめっ!!」
ある一箇所を擦られた僕の体は反応した。
おかげで考え事はすぐに中断されてしまう。
「ココ? 見つけた、海里のいいところ」
新さんはキスをやめて、執拗にそこばかりを擦ってくる。
「ひぃんっ、や、や、だめっ!! あらたさん、あらたさんっ!!」
僕は押し寄せてくる快楽に抵抗して、必死に新さんの名前を呼ぶ。
意識が飛ばないよう、僕の両手はシーツをぎゅっと握る。
「すごいね、海里の中に俺の指が3本も入ったよ? わかる?」
新さんはそう言うと、指をバラバラに動かして僕の中に入っていることを強調してきた。
「あっ、やっ、やぁっ!!」
どうしてそういうことを言うの?
新さんってものすごくエッチだ。
こんなふうなことを言いそうにないのに!!
恥ずかしいっ!!
「すごい、感じてるんだ。海里の先走りが孔の中に入っていくよ。ねぇ、海里も聞こえてる? 中を濡らしているような水音も聞こえる。すごく可愛い......」
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