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第770話 R18

ザァザァザァ…ザァザァ…… 髪を洗い終わり、体を洗ってた時だった。 カタッ! 「ミキか?」 「ぁ…はい」 「入れよ」 「はい」 ガサガサ…ゴソゴソ…… 服を脱ぐ音が聞こえ、いよいよミキが入って来るのか。 あんな事があった所為か……2人で風呂に入るのも久し振りな気がする。 3日、いや4日振りか。 「入りますよ」 「ああ」 扉を開け、ミキは恥ずかしそうに俯き加減で入ってきた。 綺麗な体だ! きめ細かく白い肌.細い体.手足が長く……全てが完璧なミキの体を見て、反応示してた俺のモノがググッ…と力が漲る。 もう見ただけで半勃ちのモノは隠しようがない。 隠したってしょうがねーし、どうせ見ればバレると思い、俺は隠す事もせずに堂々として居た。 チラッと俺の事を見たミキはまた恥ずかしそうに俯いた。 バレたか⁉︎ この様子だと解ったようだな。 それでも素知らぬ顔で話す。 「俺は洗い終わった。ほら、洗ってやるから」 俺の前に座らせ、背後から髪を洗う。 シャカシャカシャカ…… ザァザァザァ…… 髪を洗い終わり、次は……体だ。 「体、洗うから。立てるか?」 「えっと…体は……自分で洗いますから」 「洗いたいんだ! 良いから、洗わせろ」 躊躇うミキを立たせ、肩.背中.腕と泡立てたスポンジで洗い始めた。 「力加減はどうだ?」 「凄く、気持ち良いです」 「そうか。良し、次は前だ。こっち向け」 「前はいいです。本当に自分で洗います」 「遠慮するな。良いから.良いから」 無理矢理に体の向きを変えた。 今度はスポンジでは無く、手にボディーシャンプーを垂らし素手で洗い始めた。 首.脇.腹.足と上から順番に洗う。 胸と股間.尻はわざと後回しにした。 足を洗う為に跪き洗い始めると、目の前のミキのモノも半勃ちになってた。 ミキも……。 気がついたが、わざと気が付かない振りをし淡々と洗う。 「伊織さん……何だか…照れます。そして…恥ずかしいです」 俺も少しだけ恥ずかい気がしてたが、それは照れだったんだな。 これまでにも散々一緒に風呂に入ってきた……だが、あんな事があってお互いの気持ちを再確認し付き合い始めの時のような、正にそんな気持ちだ だからか…恥ずかさと照れを感じる。 「俺も、今日は何だか照れる」 「伊織さんが⁉︎」 「ん?俺だってそう言う時もある。何だか…もう1度ミキに恋したような…更に、愛情が深くなったような……なんて言い表したら良いか」 「伊織さんが言いたい事何となく解ります。たぶん…俺も同じ気持ちだから」 「ミキ…キスしたい」 「俺も」 ボディーシャンプーの残る手でミキの顎を持ち、ゆっくりと顔を近づけ唇を合わせた。 チュッチュッチュ…… 唇を何度も合わせキスし、口が少し空いた隙に咥内に舌を入れ絡ませた。 レロレロ…チュパチュパ…ジュルジュル…… 「ん…んん」 ミキからも積極的に舌を絡め吸い付く。 チュパチュパチュパ…ジュルジュルジュル…レロレロ……チュッチュッ…… 激しいキスに満足し、やっと唇を離した。 そのまま額を合わせ見つめ合う。 「愛してる‼︎ 今回の事で色々考えさせられた。ミキを奪われるかも知れない.俺から離れていくかも知れないと思ったら……恐怖と不安で押し潰されそうだった。そして……俺のバカさ加減と情けなさに自分でも嫌になった。それでも…そんな俺でもミキは良い!って言ってくれた。それがどんなに嬉しかったか。ありがと‼︎ 俺を選んでくれて‼︎」 「伊織さん、勘違いしてる」 「勘違い?」 「そうです! 俺は今回の事で、伊織さんを選んだわけじゃないです‼︎ 選ぶとかじゃなく、初めから伊織さんだけ!に決まってるじゃないですか‼︎ 伊織さん以外愛せる人は居ません。俺の中では、それは揺らぐ事がありません‼︎ 俺達…もう家族ですから」 俺はガバッとミキを抱きしめた。 泣き出してしまいそうな顔を見られたくなかった 「愛してる.愛してる‼︎ 愛してる‼︎」 「何度も言わなくても解ってます。でも、伊織さんに、そう言って貰えると安心します」 「何度だって言ってやる‼︎ 愛してる.愛してる…愛してる」 ギュッと抱きしめた。 ミキは俺の背中を撫でていた。 そのまま1分か2分程そのままで居た。 「伊織さん.伊織さん!」 感動に浸って居た俺の耳元で、少し大きめの声で俺の名を呼ぶ。 今、俺は物凄く感動してる最中……何だよ! 「……何?」 「あの…俺のお腹とか腰辺りに……」 腰? 「……伊織さんの……が……当たって」 俺のが…当たる? 俺は抱きしめてたミキと少し隙間を開け、ミキが話す腰付近を見下ろした。 あっ! 気持ちは感動し幸せを感じてたが、体の方はミキを目の前にし素直に反応してた、いや半勃ちだった俺のモノは完勃ちし反り返り、密着したミキの腰辺りに当たってたようだ。 こうなったら開き直るしかねーな。 「言っただろ?俺の体はミキにしか反応しない!って。これが証拠だ! 一緒に風呂に入れるって思った時から反応し始めてたからな」 「………嬉しい」 ん?今、小さな声で ‘嬉しい’って聞こえた⁉︎ ミキもその気が……。 「そう言えば、まだ体を洗ってる途中だったな」 俺はボディーシャンプーを手に取り、まだ洗ってないミキの胸元に擦りつけた。 両手で洗う手つきでは既にない。 胸を両手で弄り可愛いらしい乳首を親指と人差し指で挟みクリクリ…摩り、指の腹でコリコリ…クルクル…押し潰さし撫で回す。 吐息で誤魔化し、声を抑えてたミキの口から色っぽい喘ぎ声が漏れ始めた。 「ん……ぁ…んん」 良し!良し! もうミキも止まらないだろう。 俺も止めるつもりはない。 それからも胸への愛撫を執拗にした。 俺はミキの顔を見ながら忙しなく指先を動かした 目を閉じ半開きの口から出る甘い喘ぎ声と顎が上がり上向き加減の艶のある顔.そして首筋が何とも色っぽい。 艶と扇情的なミキの姿に、腹につくほど反り返り我慢汁が裏筋を伝う程興奮し怒り立つ俺のモノ。 どんだけ興奮してんだよ‼︎ 自分でも呆れ、口元がニヤけてた。

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