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第94話
「えっ?」
不穏な発言に不安が過ぎるコウジだが…
「コウジっ愛してるぜ!」
瞬助は自分の服も脱ぎながら、構わずコウジの身体へ触れて首筋にキスしていく。
「ん…ちょ、」
「もうわかったからな~」
そう不適に笑う瞬助。
「な、なにがっ…ァッ、や…」
瞬助はするするとコウジのパジャマのズボンに手を潜り込ませ、前に触れていく…
「コウジがどこが弱いか…」
耳元でそんなことを囁く…
コウジの着ているものを剥ぎながら…胸の突起を細かく刺激する。
下に触れる指も休んではいない…
「ッ…ハァ、瞬ッ…んッ」
昨日の感覚が、思い出され…
ぴくっと反応してしまうカラダ…
「気持ちイイだろ?」
コウジの瞳を見つめ…
「も…瞬、ばかッ…」
顔を紅くして怒るコウジ…
「ふ…可愛い」
コウジの反応を見て、そんな言葉が零れる瞬助。
その可愛い唇にキスを落とし…
深く口付けていく…
「っ…は、…ん。…やっぱり眼鏡邪魔…」
「そっか?俺は隅々までコウジがよく見えてイイけど…」
「っ瞬!ばか…ぁッ」
恥ずかしくて怒ってしまうコウジだが…
瞬助が胸の突起を弄り、舌で細かく刺激する。
さらにコウジのモノを手の内に包み込んで先走りを擦って感じる場所を細かく攻め、促していく…
身体が痺れるような快感が走り…
言葉が続かなくなる。
「っ、ぁッ、…やッ、瞬っ」
瞬助の後ろ髪をきゅっと掴んで、その快感を受け取る。
「も、ダメッ…ぁアッ…」
瞬助の巧みな促しに、ついにイきそうになるが…
「お、…イキそ?」
イク直前に、不意にコウジのモノから手を離す…
「し、瞬ッ…」
快感が途切れ…荒い呼吸のまま瞬助を見るコウジ…
「まだイったらだめだからな…」
そしてそんな意地悪な言葉が降ってくる。
「な、んで…」
「だって、一回ずつなんだろ?」
さらっと答える。
「そん、な…、んッ」
瞬助はそう…笑ってコウジの唇にキスを落とす。
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