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第96話
「大丈夫ッ…ハァ、コウジ…ッ」
瞬助は一旦動きを緩め、宥めるように優しく頬にキスを落とし…
再び激しく貫き通し始める…
「ァッ、んッ…しゅんッ、」
快感を与え続けるそれをギュッと締め付けてしまうコウジ。
「ゥ、ッ…くッ!…アブねッ…ハァ」
不意に激しく腰を揺さぶっていた瞬助が動きを止め、素早く抜き去る。
「ンっ…ァん、…ハァ」
急な動きに驚きながらも息をつく。
「ハァ…ヤバい、俺がイきそうになった…」
瞬助も、息をつきながら耳元で囁く…
「コウジんナカ、善すぎ…」
そっとコウジの髪に触れ撫でて…流れるように片手で眼鏡のズレを直し、黒髪をかきあげ、整った顔を微笑ませる瞬助。
そんな仕草に不覚にもドキッとしてしまう。
「ば、ばか…っん」
瞬助は再びコウジにキスを落とし口腔内へ深く舌を絡めていく…
そして、腰を寄せて自分のモノとコウジのソレの竿を根もとから掴んで…重ね合わせる。
「ん…ァ、…ハァ、」
刺激し過ぎないよう緩く2人のそれを擦りあわせる…
敏感になったソコはそれだけで痺れるような快感を伝えてくる。
「ん…、めちゃ…キモチいい…ハァ、」
2人のソレからは透明な液体が感じるたびに零れ出て…
「ッしゅん…」
「もう、イキたいけど…まだ我慢する…ギリギリまで、コウジとしてたい…」
食事時間まで…
「そ、んな…、そういう意味じゃ…ハァ」
「自分の発言には責任持ちましょ~」
コウジを愛しく見つめ、ニヤリと笑ってキスを始める瞬助。
「んッ…ふ、っ」
そして片手でお互いのモノを激しく擦り合わせる…
「…ァ、は…ヤ…ァッ、ハァ」
その刺激で、熱い波が再び押し寄せてきて絶頂が近くが…
寸前で手を止めて…射精を逃す瞬助。
それを何度も何度も繰り返され…
何回もイきそうな快感に…気持ち良すぎて…苦しくなるコウジ…
「ふ…アッ、しゅんッ…」
「…ンッ?」
「も…、お願い、イかせて…ッ」
早く楽になりたくて…そう涙目で頼んでしまう…
「コウジ…、おま…その台詞エロ過ぎ…」
瞬助はコウジの耳元で囁いて…
不意に後ろの窄みへ指を二本入れ込む…
「…ァ、んッ」
びくんと身体を震わせる…
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