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第1話プロローグ

星が輝いていると、綺麗だった君を思い出すんだ。透き通るような顔立ちと瞳でいつだって僕の事を気にかけてくれた優しかった。 思い出しても君は思い出の中でしか生きていないなんて全然実感できなくて、生き返りもしなくて。 俺が愛した人は男性で同姓に関心のない親には反対されていた。 もし、あの日に、戻れたとしたら助けたい。 例え俺が犠牲になったとしても守り抜きたいり 君がいないこの世の中なんて生きていてもつまらないんだから。 今日は、星が綺麗だな。 叶わなくても願おう。「恒樹が戻ってきますように。」と。

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